銀座 Wada Fine Artsにて制作の100M壁画プロジェクト第5章
現在は45M地点。一旦ベルリンに行き、ここからさらに物語を紡いでいきます。
・Wada Fin Arts ワダファインアーツ
銀座8-8-19 伊勢由ビル2F
・100M壁画 五章第一弾 終了
・100M壁画 五章第二弾
2026年4月6日(月)ー5月14日(木)
Pausing Chapter 5 of the 100M Mural, Off to Berlin
Our 100-meter mural project, Chapter 5, at Wada Fine Arts in Ginza, has now reached the 45-meter mark. This signals the completion of Chapter 5, Part 1.
I will be taking a brief trip to Berlin to gather new stories and inspiration, then return to continue spinning the mural's tale from where I left off.
Wada Fine Arts
2F Iseyu Building, 8-8-19 Ginza, Chuo-ku, Tokyo
• Chapter 5, Part 1 – Complete
• Chapter 5, Part 2
April 6 (Mon) – May 14 (Thu), 2026
書誌情報
4月 10 日 配本
書名/階段 STAIRS
仕様/A4 変型 、 上製本 カバー掛け、総頁 56 頁
定価/3,850 円 (本体 3,500 円+税) ISBN978-4-7630 -2329-2 C0771
お問い合わせ先/株式会社求龍堂 深谷路子(編集)
〒102-0094 東京都千代田区紀尾井町 3-23 文藝春秋新館 1 階
TEL03-3239-3382 (編集部 FAX 03-3239-3376)
あなたは、知らない心の奥を覗き見ることになるだろう。
目にみえない心を見透かされてしまう
おそるべし原高史
映画監督 前田哲
『花まんま』『九十歳。何がめでたい』
本書にはそもそもストーリーはない。階段、少女、蝋燭、ほうき、このわずか4つのモチーフが織りなす、切り取られた一場面。読者は遠くからこっそりとこの少女を覗くことになる。決して描かれない少女の表情を想像し、その先にある感情に思いを巡らせる。少女の頭上には小さな蝋燭に炎が灯っている。炎はゆらゆらと揺らぎ、その方向は空気の流れを示す。
これは、少女と階段で描かれた空間を具体的に想像する際に、読者に与えられた唯一のヒント 。
自分の思いを少女に投影し、自分だけの少女像を思い描きながら読みすすめ、最後のページをめくる頃には、読者が覗き見していた少女は 、 いつの間にか自分自身になっていることに気づく。
この絵本は、読者がストーリーテラーであり、ときに自分を映し出す鏡にもなる。
絵本を開くたびにまったく異なる少女像を自ら描きだすことで、自分という他人、他人という自分に出会う。このひっそりとした体験は、 大人の絵本の醍醐味といえるかもしれない。
まずは手に取ってみてほしい。
本を開くたびに見方も思うことも変わる。いろんな思いが巡る。どう読んでもいい、自由に読んでいいって、こんなにも楽なんだってことに気付く。いつのまにか 、あなたは笑顔になっているかもしれない。
HARA TAKAFUMI
2002-2026